【キミ】のことは、いつから知っていたのだろう。
おそらく10年以上も前から、「あのひとには弟がいる」こと、「弟が芸能活動をしている」こと、は知っていた。兄と比べられないように、違う名前で活動していたこと、その後でやっぱり、本名に戻したこと。
【キミ】のことを初めてちゃんと観たのは今年の夏だった。
……知っているようで、何も知らなかった。
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もっと知りたくて、今回、チケット無料全国ツアーの「東京ファイナル」に行くことにした。ニコ生とかインスタライブとか観てて、漠然と「東京ファイナル行くんだろうな……」と申し込むことには全く躊躇していない自分がいて。ただ、ここで「激戦でチケット取れませんでした」ってなっても、行けないことを悔やむより「完売したこと」を喜ぶんだろうな、と何となく思っていたのが不思議な感じ。
優秀な兄と比べられ……と言い掛け、別に兄も優秀じゃなかった、と思い直す。
どうしても兄と比べてしまうんだけど、仁さんって割と『人間とは思えない!』みたいな神々しさみたいなのあると思うんです、私は。礼保の方は逆に『普通の男の子』っぽさが凄い。すごい可愛い男の子が頑張ってるので応援したくなる。
— えいな (@pinkperfectstar) 2019年12月21日
ライブ直後の感想。本当にコレに尽きる。私は仁さんのファンで、だからこそ礼保くんのことを知ったのだけれど。兄とは全然違って、でも、ふとした瞬間に「あ、似てる!」と思うことも有って。この「似てる」ところが好きなところなので、そりゃ好きだよね……という感じ。
あんまりアーティストの精神論に共感してファンです、みたいなのは好きじゃなく。むしろ「曲がカッコいい」とか「顔が良い」とか、コンテンツとして提供されるものが好きじゃなきゃ、と思うのですが、新曲が全英語詞で、踊る上にめちゃめちゃメッセージ性が高い、という全部乗せ、みたいな出来だったので、配信されるのが楽しみだし、You tubeとか上がったりしたら、これでもか、というぐらいダイレクトマーケティングすると思う。仁さんと比較しての礼保くんの楽曲って、たぶんかなり叙情的で。これは大きな相違点だと思う。
ものすごく入れ込むとか、寝ても覚めても、みたいな沼にはハマらないけど、もっと礼保くんのことを知りたいし、ライブで観たいし、新曲も聴きたいし、と。「偉大なる兄との比較」とかも考えたし、「赤西仁の弟」って言われなくなるのがゴールなのかな、と思うことも無くは無いんだけれど、兄がいて、その上で兄と同じ道に進むことを選んだ時点で、礼保くん自身そこまで「兄と比較されない」ことは考えてないのではないか、と考えたり。これこそ、他人の勝手な推測だけれども。
「応援する」という表現だと、いろいろと考えてしまうのだけれど、「また観たい」から何をすべきか、というように考えたら、とてもシンプルかもしれない。
ともかく、ライブ楽しかったし、行って良かったし、また行きたいな。