金曜に赤西さんのOur years Filmを観てから、ずーっとそのことを考えている。
奇しくも12年前の4/19って、最初の留学から帰国した日だった、というのをグッズ列に並びながら知って「誰も、この未来を想定してなかっただろうな」というのを思っていた。
12年前のことは今でも鮮明に覚えてて、木曜で、ちょうど「うたばん」で、滝翼バックにHey! Say! 7がついてたな、というところまで。Twitterなんて無かった時代、一生懸命に、はてなアンテナをリロードして情報収集していた。
赤西仁は『ジャニーズを辞めたことを後悔してないしジャニーズにいたことも後悔してない』と思った。個人の感想です。
— えいな (@pinkperfectstar) 2019年4月19日
これに尽きるんですよね……。12年前は、本当に戻ってきて良かった!と思ったし、ずっとこのまま続くだろう、と思ったし、それが「何か違う」と思ったのはいつか記憶にはないんだけれど、2度目の留学も、脱退も、独立したのも、「やっぱりな」と思った自分がいて。それでも好きだった。そして、これからも好きだと思う。
細かいニュアンスまで覚えてないんだけれど、今回の映像の中で「俺ってミュージシャン? 自分では一般人だと思ってる」って言っていて、いや、一般人じゃねーだろ、とは思ったのですが、しかしながら【ミュージシャン】か、と言われると、それはそれで違う気がする。ミュージシャンは自分のリハより照明作り優先させない。
何だろうねー。作詞作曲して、歌って踊って、アレンジして。レコーディングして、MV撮るときの衣装決めて、CG加工までやって、ジャケ写の画像加工までやって、ライブのセットと照明とか作って。グッズ作って。最終的に決算までしている。これを何と呼べば良いのか。パフォーマーとかアーティストとかも違う気がするし、いっそのことハイパーメディアクリエイターとか自称しちゃえば?と思ったんだけれど、そんなんじゃなく、赤西仁は赤西仁でしかないのかもしれない。
そして、「他人の仕事を奪う」とは言っていたんだけれど、各工程、その道の信頼出来るプロにきちんと任せて委ねている辺り、決してワンマンではない、赤西仁の愛され力のなせる技だ。
12年前に思っていた未来とは、全然違った未来に立っているけれど、赤西さんのファンで良かったと思っているので。早く元気になって生の赤西さんに会いたいです!