#抜歯で入院

 

pinkperfectstar.hatenablog.com

 このときに、9月に3度目の歯科手術の予定、とか書いてたの、ひと段落したので。ちなみにハッシュタグ付けてツイートしてみたんだけど、見事に術後はツイートしてないよね……。

・8月某日:外科医の問診

かかりつけの歯科医(職場の隣のビル)に、週1回、口腔外科医のセンセイが出入りしていて、過去はこの外科のセンセイに来てもらって手術をしたのですが、今回は入院なので、この外科のセンセイの本拠地に赴くことに。という予定のもと、いつもの歯医者で事前打ち合わせ。

「本当に全身麻酔でやる?」「……じゃないと抜けないんですよね?」「部分麻酔でも出来なくない、2回必要だけど」「2回は嫌なので全身麻酔で」

手術日の打ち合わせをし、入院先の病院宛の紹介状をもらい、「事前の検査は自分で予約するように」と言われて終了。

・9月某日:事前検査

事前検査って何するん……と、入院先に向かう。ほぼ初めて降りる駅なので降りてから迷う。遠かった……。

病院自体は2時間程度か。クレジットカード使える上に、機械で自動精算。先進的。

余談ですが保険の話。保険会社によっても全然違うし。「親不知で入院」することを基準に保険を選ぶひともいないとは思うが。

・9月21日:入院当日

 

遺産ゲーム

遺産ゲーム

 

 本当はもう少し早く買う予定だったんだけど、いろいろ忙しくて入院前日になってしまった。それはそれでちょうど良かった。

手続きして、着替えて、軽く問診して手術の同意書にサインして、そのあと、麻酔科の先生のところ行って、説明受けてサインして、この時間。超絶ヒマ。21時以降は飲食しないで、とだけ指示される。

すごい病院感の溢れる1枚。

事前にネットで「ジェルネイルだめ」とか目にしてたんだけど、事前の検査のときに何も言われなかったし……と思ったら当日の問診で言われた。「手の爪はジェルネイル?」「はい」「足は?」「足も、です」「……」みたいな。「足なら頑張って落とします!」って言って頑張った。酸素測る機械が付けられない、とか。今、調べたらパルスオキシメーターっていうみたい。

ちなみに話は前後しますが、クリアフレンチだったからネイル外さなくても手で測れたっぽい、と手術台の上で発覚したのと、後日、ネイリストさんにこの話をしたら「手術するけど大丈夫ですか?」みたいな質問は多いらしい(ネイリストさんに権限無いだろうに)。

あと、夕食後、看護師さんに「手術中、髪を隠すための紙の帽子を被るから、一つにまとめるか二つに結んでおいてほしい」「ヘアゴム持ってますか?」と訊かれ、シュシュしか無かったから、下のローソンで買ったよね……。夕食おいしくないからコンビニでプリン買ったり、充電器買ったり、すごいローソンに通った……。日頃からおさいふPonta使ってて、かつスマホのポケットにカード入れてるので、お財布持たないでスマホだけでコンビニ行けるの超便利。

消灯は21時なんだけど、「別に未だ起きてて大丈夫ですよー」とは言われたので、遺産ゲーム読んだり、【プリンシパル】読んだり、YouTube観たりとか、ごろごろしつつ就寝。

・9月22日:手術本番

9時スタートだから、8時ぐらいから点滴始めます、とかで、7時半ごろから「点滴の針を刺すチャレンジ」スタート。もともと血管が細いのか、採血とか苦労するタイプなのでなかなか決まらず。「右利きなら左が良いんですけど大丈夫?」って最初に訊かれたのに上手くいかず右にも挑戦し、結果、左2か所、右2か所に刺してみて、左で決まった。最終的に「これが今日の山場です!」まで言われる。

いろいろ落ち着かないし、テレビカード買ってないからテレビ観れないし……で、ずっとWESTさんの動画観てた……。

あと、前日に説明があった「紙の帽子を被る」イベントスタート。終わってから「これ記念に写メ撮るひと多いんですよー」って言われたけど、私、もうスマホ、貴重品入れに閉まってカギ掛けちゃった……。そして左腕に点滴刺さってるし、裸眼で何も見えないし、で、引き出しからスマホ取り出す気力はなかった。

で、点滴ガラガラ引き摺って、髪は全部収納されて、裸眼で何も見えないし、履き慣れないスリッパ、という、最弱の状態で徒歩で手術室にイン。

手術台まで自力で上り、「頭の位置もうちょっと上」「え?っていうぐらい上だから」とか半笑いで言われたら、本当に想像以上に上だった。

「点滴に麻酔入れまーす」のあと「マスク付けてください、最初は咳き込むかも」って麻酔のマスク差し出されて……。

次に声を掛けられたのは「終わりましたよ」だった。早過ぎ。本当に「秒で終わる」みたいな感じ。正味、どれくらいかかったかはわからないんだけど。2時間弱ぐらいかな。

病室、一人で使ってたんだけど、この日の朝「日帰り手術の女性と付き添いの母親」っぽいひとが空きベッドに。退くぐらい煩かったんだけど、半日だし、暇つぶしにはなったような気がする。だって、お母さんが最初から最後まで自由過ぎて。娘が手術室に向かうーみたいなタイミングで「私ちょっとトイレ行く」とか。娘が手術中に違うベッドで寝て、看護師さんに叱られたりとか(これは「別の看護師さんが良いって言った」というのが本人の主張。真偽不明だけど)。

お昼に「ご飯食べます?」って訊かれて、「いや食べられる訳ないし……」と断ったり、午後、母と妹がお見舞いに来たり……。首から下は元気。妹にテレビカードを買ってきてもらう。

そもそも夕方17時とか18時って面白いテレビ入ってないよね。BS入らないから少クラも観れないし……。ということでCCさくら。新作また始まるのかー楽しみ。あと、アニメは当時も観てたんだけど、本来の結末とか実は全然知らないので、改めて、コミックス読みたい……と。

夕食はお粥とかいろいろ。卵豆腐が美味しかったし、謎ゼリーが付いてた。エンジョイゼリーっていうものらしいけど、何味かわかんない。色も味も、ぶどう味みたいだったんだけどなー。ぶどう味が無いんだよ……。

この日も、本読んだりして、それなりの時間に消灯。

・9月23日:退院

朝食の謎ゼリーはプリン味っぽい。というか、ゼリーの色が昨晩の卵豆腐の色で、卵豆腐のつもりで食べて「騙された……」と思った。

予定では「9時に問診、異常が無ければ退院」という話だけど、とりあえず元気だし、たぶん退院出来そうーということで、8時ぐらいから撤収準備。

お呼び出しがかかり、退院許可が下りたので、迎えに来てもらう父にLINEして(この時点で「駐車場にいる」と返信が来た)、着替えて撤収して、受付で清算して完了。祝日だからか自動精算機は使えなかった……。

口角切れて痛くて、まともに口が開かなかった以外はこんな感じ。ちなみに、鼻水は関係ないって、いつもの歯科のセンセイに言われた。実は現時点でも、口を大きく開けるのは大変だったりする。

・10月3日:抜糸

その前にも1回、かかりつけの歯科の方には行ってるんだけど。無事に糸も取れた。

あと医療保険もおりたー。あとは高額医療費なんとかと向き合うだけだけど、これは健保の組合の方で何とかしてくれるっぽい。

あとは、もう何回か経過観察に行けば終了ー。長かったんだけど、親不知もう無いし。あとは細々した虫歯の治療で良いみたい。

ちなみに、これは自己責任ですが、猫舌と逆で熱くてもそのままガンガン食べるタイプなので、退院後すぐ雑炊食べて、上顎を火傷しまして。硬いものも食べられないけど、熱いものとかしょっぱいものとかも沁みるから本当に地獄だった。冷ややっこの醤油が沁みる……。

 

※改めて振り返ると、このエントリ、オチとか全く無いんだけれど。まあ、これでオチが有っても困るよね……。ちなみに経過観察も無事に終了しました。